桑名宿(42)→四日市宿(43)
2020 2月23日(月)18日目 その4
大した距離じゃないんですが、
朝から膝が痛かったので
ヨレヨレでも許してください。
四日市まであと少しだなって
感じの登りも出てきたし、
ナビもあと数百メートルで
四日市の宿場に着くって出てるんで
かなり余裕が出てきました。
ん…?
資料館なの?医院なの?
この時点でまだお昼くらいだし、
このあと帰るだけだから時間には
余裕がある!
もし医院だったら「間違えました!」って
言ってドアを閉めればいいだけだし
入ってみることにしました。
というわけでハイ!
中はこんな感じ!
完全に資料館です!
写っているのはこの資料館の方で
ハルちゃんです。
ここお医者さんが座るとこだよね。
もともとはもちろん医院だったんですが、
先生が別のところで仕事することに
なったので、この建物使っていいって
ことになったのだそうです。
柘植で作られた江戸時代の入れ歯。
この時は何かの撮影で貸し出し中
でした。
これが歌川広重の東海道五十三次の
四日市宿。
鈴鹿山脈からの鈴鹿おろしっていう
風が強くて、それを描いたようです。
ただ、この絵の感じが寂しくて、
「四日市はもっと賑わっていた
はずなので、そこを描いてほしかった」
と、資料館の方が言っておりました。
携帯用筆、矢立。
こんなのあったんですね。
十手だ。
当時の治安は同心だけでは守れなかったので、
罪が軽めの人が減罰と引き換えに岡っ引き
やったりしてたのだそうです。
こちらは携帯用ちょうちん。
かごにもランクがあって、
これはそんなに高いランクでは
ないそうです。
ひしゃく。
文字小さくて読みづらいんですが、
「お陰参り(抜け参り)」
って書いてあります。
東海道五十三次ではなくて、伊勢神宮の
お参りのことなんですが、お金がない人は
腰に柄杓を付けていると、そこにカンパして
もらえるって習慣です。
お金がなくても、周りの人の善意で
旅ができる時代だったみたいです。
この絵は「ちょーだいちょーだい」って
言ってるみたいに見えます。
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